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浮気が原因で離婚|浮気調査で証拠を集めるのが必須な理由とは?

信じていた配偶者に“浮気”という形で裏切られるのは本当に辛いですよね。「疑惑」が「確信」になると相当ショックです。

もし、本当に配偶者が不倫しているなら許せなく、「とにかく早く問い詰めて離婚したい」と考えるかもしれませんが、まずは待ってください。

浮気されて離婚をするなら、浮気調査で証拠を集めることが先決です。

今回は、配偶者の浮気で離婚する場合の「証拠の大切さ」をお伝えしていきます。離婚の種類や浮気調査での証拠集めのポイントもあわせて解説していきます。

離婚には種類がある

まずは離婚の種類について説明していきます。

「協議離婚」

お互いの知人や弁護士などの第三者も交えることもありますが、夫婦だけで話し合って離婚をするのが「協議離婚」です。

協議離婚は「話し合い⇒お互いに合意する⇒離婚届を出す」といったシンプルな流れになります。

配偶者の浮気で離婚話が出ても、両者の話し合いで共に納得できれば離婚は成立します。証拠がなくても、本人が認めれば話し合いは進められるでしょう。

ただ、配偶者がそもそも“遊び”で浮気をしている場合、離婚話が持ちかけられると「浮気をしていない」と認めないケースがあります。そのため、確実に浮気を認めさせて離婚の協議をするには証拠が必要となるでしょう。

「離婚調停」

夫婦の話し合いだけでまとまらない場合は、裁判所で調停の申し立てができます。調停は基本的に“話し合い”による解決方法ですが第三者が交わることになります。

調停の場では、離婚という考えにいたった原因を調停委員に話さなければなりません。そのため、証拠がなく、「浮気をしているかも…」といった可能性の段階では、配偶者にあれこれ言い逃れされることもあるでしょう。

調停委員は中立的な立場で話を進めるので「浮気が原因だ」と伝えられる証拠を掴んでおくことで有利な条件で離婚ができる可能性が高まります。

「離婚裁判」

調停でも離婚が合意にいたらない場合、離婚裁判を行うことができます。裁判での離婚の場合、「離婚する・離婚しない」が客観的に判決されます。

この場合、「配偶者の浮気が原因で離婚話が出ている」という事実関係を立証できるかも重要になってきます。

そこで必須なのが浮気の証拠です。浮気の証拠がなければ、いくら当事者同士が真実を知っていても、裁判所としては「推測」と判断せざるを得ません。明らかな証拠を握っているほど有利な条件で勝訴に持ち込めるのです。

離婚で浮気調査の証拠は必要

浮気による離婚なら証拠はかなり重要です。なぜなら、証拠ナシだと浮気をごまかす配偶者も多いからです。

浮気がバレていないと思っている人は、突然「浮気をしているのでは?」と配偶者に問いかけられると動揺するはずです。

“動かぬ証拠”があれば認めるしかないかもしれませんが、証拠がなければごまかすことに必死になるでしょう。

特に「遊びの浮気」をしている場合は、現在の関係を壊すつもりはなく、「バレなければいい」と離婚はもとから考えていないでしょう。おそらく、離婚はしないつもりです。

そのため、証拠ナシで離婚を切り出しても、応じないケースも多いでしょう。

確実に「浮気を認めさせる」「非を認めて離婚に応じてもらう」「慰謝料などをしっかり払ってもらう」ためには、相手が言い逃れできないような証拠が必要です。

慰謝料をとって離婚するなら“証拠”が大事

“不貞行為”という言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。よく聞くフレーズですが、いったい何のことなのでしょうか。

不貞行為とは?

婚姻関係にあるのにも関わらず、別の異性との肉体関係を持ってしまうことを法律的な用語では「不貞行為」と言います。

一般的には「浮気をした・不倫をした」と言いますが、法律の現場では不貞行為をしているとも言いかえることができます。

浮気をされたら慰謝料をもらう権利がある

夫婦が離婚する理由としてはさまざまなものがあるかと思います。性格の不一致やすれ違いなどのほか、「配偶者の浮気」という理由も結構多いです。

相手を信じ切っているほど不倫をされたときのショックは大きく、浮気の兆候が見られると居ても立っても居られないほど大きなストレスになります。

自分の仕事や育児などで精一杯頑張っているところ、信頼している配偶者が陰で浮気をしているなんて本当に辛いことです。浮気が原因で離婚をするのなら、慰謝料をもらう権利があります。

ただし、「もともと夫婦の関係が破綻している」「すでに離婚話が出ていた」というケースでは、慰謝料はもらうのは難しいでしょう。

また、子供がいて離婚する場合は養育費などの問題もしっかりと話し合うことが重要です。

第三者が介入する離婚では証拠がある方が有利だから

証拠を出して「浮気を認める・離婚に応じる」と進めばいいですが、多くのケースでは何らかの揉め事になります。

・浮気相手とは別れる
・自分が悪かったから謝る
・離婚は絶対にしたくない
・慰謝料を払うだけの財力はない
など揉めれば、第三者の介入が必要になるでしょう。

調停や裁判の場合、これまでの2人を知らない、全くの赤の他人が介入します。客観的な視点で“離婚をする・慰謝料をもらいたい”といった争点をジャッジするには、証拠がなければ正しい判断ができません。

いくら「浮気をされて傷ついたから離婚をしたいのだ」と言っても、証拠がないことをいいことに「妻(夫)は勘違いをしているだけだから」と言葉巧みに言い逃れされてしまうケースもあるでしょう。

離婚をされた側が不利になるなんて、何だか腹立たしい気持ちになりますよね。

「配偶者の不貞行為があったから私は離婚と慰謝料を切り出しているのだ」と分かってもらうには、証拠が欠かせないのです。

どんなものが浮気の証拠になるの?

裁判などで浮気の証拠として提出できるものについて、代表的なものを見ていきましょう。

写真や動画

配偶者と浮気相手が写っている写真や動画はかなり有力な証拠になります。ただ、調停や裁判で有利に持ち込むための証拠として「2人の関係性が不倫であること」を証明することが重要です。

2人がただシンプルに一緒に歩いている写真や動画は“肉体関係がある”とは断定できないため、残念ながら有力な証拠にはできません。顔が確認できないのも無効となってしまいます。

不倫を連想させるような「2人でホテルにはいった」「泊まりがけの旅行で同じ部屋に泊まった」などの写真があれば証拠にしやすくなります。

配偶者の“自白”

浮気を問い詰めたら配偶者が認めた“自白”も、後から離婚裁判などの証拠にできます。

ただ、いくら認めたとはいっても、調停や裁判のときに「不倫を自白したこと」を第三者に認識してもらえなければ意味がありません。口頭だけで自白した場合、調停や裁判のときに「自分はそんなこと言っていない」と言い逃れする可能性は多いにあります。

そこで配偶者が自白した証拠を記録におさめておくことが大事です。

「書面に書いてもらう」「音声で録音する」「スマホなどの動画で録画する」など記録に残しておくと、有力な証拠にできるでしょう。

不倫がイメージできるLINEやメールの内容

配偶者と浮気相手のLINEやメールのやり取りも証拠にできるケースがあります。ベッドで一緒にいる写真などがあれば証拠にできる確率が高いです。ただ、「食事の約束をしているだけの文章」などは、不倫ではなく、単なる友人や同僚と見なされることになるでしょう。

探偵事務所に依頼した際の報告書

浮気調査を探偵事務所に依頼する方も増えています。探偵事務所の場合、配偶者の行動を徹底的に浮気調査してくれるため、第三者への説得力が増します。プロの尾行テクニックや高価な機材によって、配偶者と浮気相手の顔写真や、2人がホテルから出てきた写真なども撮影してもらえるでしょう。

何時何分にホテルに入って、出てきたのが何時…という行動パターンも浮気調査の報告書へまとめてくれるので、より有利に離婚を進めることができます。

ただ、どんな探偵事務所でも浮気調査で有力な証拠を掴んでくれるとはかぎりません。

証拠にできるほどの報告書を手に入れるなら、浮気調査は経験豊富な探偵事務所への依頼が重要です。

浮気調査で証拠を集める際のポイント

浮気調査で証拠集めをする際、気をつけたいポイントについてです。

証拠を掴むまでは浮気をしているか問い詰めない

「浮気を疑っている」といった素振りを見せないように注意しましょう。配偶者に警戒されてしまうと、なかなか証拠が掴みづらくなるからです。

証拠隠滅されないように、有力な証拠を見つけるまでは、これまでと同じような自然体で過ごすことが大事です。

法律に触れる行動には注意する

証拠を掴むため、法律に反する行動をとってしまうケースがあります。たとえば、配偶者が浮気相手の家にいるからと、その敷地内に勝手に侵入するのもNGな行動です。

また、配偶者は家族とはいえ、個人の持ち物に細工をすると法に触れる可能性もあります。勝手にアプリをインストールする、盗撮や盗聴など行動がエスカレートすると、逆に立場が悪くなり、離婚が有利に進まないこともあるため注意しましょう。

浮気の兆候はスマホやファッションの変化

浮気の兆候で大きなものが「スマホ」と「身だしなみ」です。

浮気相手からいつでも連絡が来てもいいように肌身離さなくなるケースが多いでしょう。特に、これまではその辺に放置していた人なのに、急にこそこそとスマホに対して神経質になってくると怪しいです。

浮気をするとファッションに変化が起こるのもよくある兆候です。新しい洋服を買ったり、ヘアースタイルを気にしたり、香水をつけはじめたりなども浮気の可能性が高まります。浮気の兆候が見られたら自分で証拠を探せないかと思う方も多いですが、肌身離さず持っているスマホのチェックも難しいでしょう。

自力での浮気調査はかなり難易度が高い

行動パターンが読めないと尾行も難しいです。

無理に証拠を探そうとして法に触れることもあるため、自分では難しいかもしれません。何より、証拠を探そうと意気込んでも「浮気相手との密会現場に遭遇」「異性と歩いている配偶者を目撃」と実際に目にすると冷静ではいられません。

できるだけ確実に浮気の証拠を手に入れるためには、費用をかけてでも浮気調査はプロに任せることをおすすめします。

まとめ

配偶者と毎日のように暮らしていると、行動や身なりの変化で「浮気かも?」という兆候はピンとくる人もいるでしょう。でも、そこでこちらも態度を変えると配偶者にも警戒され、浮気調査での証拠掴みは難航することにつながります。

「浮気がバレていないだろう」と配偶者が浮足立っている頃に、密かに浮気調査をするのがおすすめです。

ただ、今回お話したように「浮気をしている」という限りなくクロに近いケースであっても、証拠がなければ第三者を交えた離婚調停・裁判、慰謝料請求が不利になります。「調停や裁判まで考えていない」という方でも、配偶者に言い逃れされると協議離婚も難しいでしょう。

いずれの場合も、離婚をするならば配偶者に「浮気をしている!」と突き付けられるだけの証拠を掴むことが大事です。

探偵事務所に依頼するなら、できるだけスムーズに調査が進むように情報収集をしておくことをおすすめします。「毎週金曜日は仕事の帰りが遅い」「配偶者が異性と歩いているところを友人が見つけた」といった細かな情報でも構いません。

配偶者の行動パターンを事前にメモしておくと浮気調査の証拠につなげられるかもしれません。

浮気調査ではご不安な点も多いはず。些細な疑問でもお気軽にご相談ください。

   

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