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浮気調査の相場はいくら?探偵に依頼したときの料金相場や安く抑えるためのコツをポイントで解説

パートナーが浮気をしているとき、何とかして証拠を掴みたいですよね。

浮気調査と言えば「尾行」をイメージする方も多いかもしれませんが、素人がむやみに誰かの後をつけてもバレるのが時間の問題です。

証拠を掴んで慰謝料請求を有利にしたいなら、確実な証拠のためにプロへの依頼がおすすめです。金銭的な負担はありますが、法的なシーンでもアピールできる証拠を掴めるでしょう。

ただ、浮気調査を探偵に頼む場合、気になるのは料金のことです。相場を知らなければ、「提示された料金が高い?それとも安い?」と分からずに、依頼の決心がつかないかもしれません。

そこで、今回は浮気調査の相場について、詳しくお伝えしていきます。

この記事の監修者
第一リサーチ探偵社 代表:小野 高嗣
2019年に大手探偵グループのフランチャイズとして開業し、浮気調査をメインに年間平均200件以上の依頼を解決する実績を誇る調査のエキスパート。
関東の20社以上の探偵社に向けて調査研修や講演会を行うなど、業界全体のスキル向上に貢献。 これまでに50社の探偵社開業を支援し、多くの新規開業者をサポートしてきた。
2024年に「第一リサーチ探偵社」を設立し、さらなる発展を目指して活動中。

浮気調査の相場は…?

探偵に浮気調査を依頼すると高い、そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。具体的な費用の相場感が分からないと、依頼したいのに請求額が不安でできないですよね。

探偵事務所への浮気調査は、安いときは10万円くらいで浮気調査が可能です。だいたい10~100万円をイメージしておくといいでしょう。

相場に幅があるのはなぜ?安いケースと高いケースの差が大きい理由をご紹介

「浮気調査」は人が動くことで調査が行われるものため、決まった価格はありません。

10万円くらいと安いケースもあれば、数十万円を超えるような高額なケースもあるのはどうしてでしょうか。

その理由についてご紹介していきます。

理由1:探偵事務所によって料金プランが異なるから

調査をする探偵事務所によって料金体系が違うからです。

時間料金型やパック料金型、成功報酬型などで設定している探偵事務所が多いですが、その料金設定の内容も異なります。

また、人件費や諸経費の設定が業者ごとに異なるため、相場には幅が出てしまうのです。

理由2:なかなか証拠が掴めないと時間が相当かかるから

調査費用の「高い・安い」はとてもシンプルです。短期間で証拠が掴めれば比較的安い費用で済みます。

逆に、なかなか証拠が掴めないと長期間の調査におよび、費用もそれ相応となってしまうでしょう。

理由3:遠い場所までの尾行は諸経費が増えるから

尾行対象者の行動によっては、調査範囲が遠い場所になるケースもあります。

浮気のパターンは
・「週末、会社帰りに浮気相手の家に徒歩で向かう」
・「出張と偽り、浮気相手と遠方に旅行に行く」
などさまざまでしょう。

前者のケースならピンポイントで行動パターンが分かっているため、時間もそれほどかからずに証拠が掴める可能性が高いです。移動距離の予想もできます。

一方、後者のケースは、「車で移動する」に加えて、どこに行くかがその時によって分かりません。最低限の調査員だけでは尾行が失敗するケースもあり、人数を増やして連携を取りながら行う必要も出てきます。

自家用車で移動した人を尾行するときは、ガソリン代や高速代金などがかかるでしょう。場所によっては宿泊費がかかるケースもあります。

この場合、交通費が増えるだけでなく、時間も費やすことになり予想よりも高額になるかもしれません。

そもそも浮気調査の人件費っていくらが相場?

前述したように、探偵会社では料金体系が異なります。

ただ、時間料金型のケースは人件費がメインで、単純に「1時間の人件費×時間の単価」をかけられるため、大まかですが予算感が掴めるかもしれません。

相場の目安としては「2名1組⇒1時間あたり2~3万円」です。

たとえば、2名1組で1時間2万円という探偵事務所に5時間の調査を依頼すれば、「2×5時間=10万円」という人件費がおおよその目安となるでしょう。

ただ、あくまでも「5時間で解決すれば…」の話であり、証拠を掴むまで数日かかれば、増えた時間数に比例して費用は増します。

主な料金体系とそれぞれの特徴

前述したように、探偵会社では料金体系が異なります。

ただ、時間料金型のケースは人件費がメインで、単純に「1時間の人件費×時間の単価」をかけられるため、大まかですが予算感が掴めるかもしれません。

相場の目安としては「2名1組⇒1時間あたり2~3万円」です。

たとえば、2名1組で1時間2万円という探偵事務所に5時間の調査を依頼すれば、「2×5時間=10万円」という人件費がおおよその目安となるでしょう。

ただ、あくまでも「5時間で解決すれば…」の話であり、証拠を掴むまで数日かかれば、増えた時間数に比例して費用は増します。

主な料金体系とそれぞれの特徴

主な料金体系は、時間料金型やパック料金型、成功報酬型です。

細かな内容は各業者によって違う点もあるため、だいたいの特徴とメリット・デメリットを簡単に説明します。

費用感を掴みやすい「時間料金型」

時間単位での料金体系のプランが「時間料金型」の特徴です。

時間料金型のメリット

前述しましたが、単価に調査した時間を乗じて計算しやすいのが時間料金型のメリットです。

時間料金型のデメリット

時間が長引くほど高額となりやすいのがデメリットです。また、基本料金のほか、諸経費もかかります。人件費だけの算出は明瞭ですが、車両費や交通費などは想定しづらいでしょう。

時間料金型がおすすめのケース

時間料金型がおすすめのケース
「浮気する場所」「パートナーが浮気する可能性のある日」など、ある程度、的を絞って調べられるケースなら時間料金型がおすすめです。

あらかじめ料金が定まっている「パック料金型」

時間数によって料金が決められているため、その範囲内であれば定額なのが「パック料金型」の特徴です。

パック料金型のメリット

1時間の人件費を換算すると、“時間料金型よりも割安”でお得感があるのがメリットです。

パック料金型のデメリット

パックで設定された時間数よりも短時間で調査終了しても、残りの分が返金されるわけではありません。

たとえば、「30時間パック」で調査を依頼したところ、10時間もかからずに証拠を掴めたという結末になると、かなり損をした気分になる可能性も。

また、逆に設定された時間数をすべて使っても証拠がまったく掴めないケースもあります。

パック料金型がおすすめのケース

パック料金型がおすすめなのは、事前に情報が少ない人です。「時間がかかる」とあらかじめ想定しているときは、時間料金型で費用を算出するとかなり費用がかかってしまうでしょう。

1時間あたりの単価をおさえたパック料金型がおすすめです。

証拠を掴んで料金が発生する「成功報酬型」

浮気の証拠を掴んだ成功により報酬を支払うのが「成功報酬型」の特徴です。

成功報酬型のメリット

前述しましたが、単価に調査した時間を乗じて計算しやすいのが時間料金型のメリットです。

成功報酬型のデメリット

探偵事務所によって“成功”の定義が曖昧なのがデメリットです。

依頼者が「浮気の証拠写真+不倫相手の身元確認」を望んでいるのに対し、「浮気の事実確認ができた」ことを成功とする探偵事務所もあります。

依頼するときに、成功の基準を確認し、納得してから依頼することが大事です。

成功報酬型がおすすめのケース

費用が相場よりも高くなっても「とにかく証拠を集めたい」人には成功報酬型がおすすめです。

浮気調査の目的別の費用相場とは?

浮気調査は数時間で完了することもあれば、数日から1週間程度、長ければ数週間から1か月もかかることがあります。どうしてこれだけ期間が異なるのでしょうか。

それは、浮気調査の目的によって調査期間が変わってくるからです。

ケース①:浮気の事実だけを調べてほしい

浮気調査の目的が「事実確認のみ」の場合は、費用相場は比較的安くおさまるでしょう。

特に、パートナーの浮気のパターンが事前にある程度掴めていれば、ピンポイントで「日時・場所」をターゲットにできるため数時間程度で済むケースもあります。場合によっては長引く可能性もあるものの、費用相場は10~20万円程度が目安です。

ケース③:慰謝料や親権問題のために有利にできる証拠を集めてほしい

慰謝料請求や親権獲得のためなど、離婚前提で有利に働く不倫の証拠を集めたい方もいるでしょう。

裁判や調停などに提出する証拠の場合、「たった1回の不倫現場」の証拠写真では足りないケースも多いです。

「何度も浮気を繰り返している」というパートナーの悪質性が分かる証拠をアピールして、慰謝料請求を有利に進めることがおすすめです。

しかし、長い期間、パートナーの行動をチェックすることが必要。そのため、30~50万円前後、あるいはそれ以上が費用相場となってきます。

ただ、単に長い期間を調査しても期待した結果が得られなければ、費用だけかかって裁判も有利に導けません。証拠を掴むための性能のよい機材を持っている経験豊富な探偵会社に依頼することが大事です。

浮気調査の費用をおさえたいときのポイント

次は、浮気調査の費用をおさえるコツをポイントにしてみました。

ひとつずつ見ていきましょう。

ポイント①:浮気調査の目的を絞る

前述したように、浮気調査の目的に応じて、調査期間や費用相場も変わってきます。浮気の事実さえ分かればいいときは、高いプランでの依頼は不要です。浮気調査の目的を考えて依頼しましょう。

ポイント②:事前に情報をまとめておく

ほかの探偵事務所と比べて極端に料金が安い場合には注意しましょう。

「基本料金は安いが最終的に追加費用が高かった」「費用は安いが調査内容に満足できない」など、不満が残ることもあるので注意が必要です。

探偵事務所のなかには、得意分野が異なるケースもあります。浮気調査の事例は比較的少な目のときは、時間がかかる可能性もあります。これまでに浮気調査の実績が豊富な探偵事務所を選ぶといいでしょう。

また、見積もりの内訳に疑問があるときは、しっかりと確認することも大事です。追加費用がかかることもあるからです。

スムーズに短期間で調査をしてもらうためには、見積もりや相談時に信頼性を感じる、経験豊富な探偵事務所を選びましょう。

まとめ

浮気調査をしたいと思っていても、費用が気になって迷っているという方も多いでしょう。そこで、事前に費用相場を知っておくことはとても大切です。

今回お伝えしたように、浮気調査の費用は、さまざまな背景から異なっています。おおよその相場のイメージとして、10~100万円程度を想定しておくといいでしょう。

また、「まずは事実さえ分かればいい」と思い、シンプルで安いプランをお考えの方もいるかもしれませんが、今後の可能性も考えた依頼をおすすめします。

というのも、「やっぱり離婚したい・慰謝料を多くもらいたい」と考えが変わる可能性があるかもしれないからです。パートナーの浮気を疑うと居ても立っても居られない気持ちになるかもしれませんが、今後の方向性を少し冷静に考えつつ、プロに相談しながら依頼することも大事です。

   

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