浮気調査の日数はどのくらい必要？探偵事務所の調査期間を左右するポイントや費用をおさえる方法を解説します

探偵事務所に浮気調査をするかどうか検討中、「調査にはどのくらいの日数がかかるのか？」と不安に思う方は多いでしょう。パートナーへの浮気の疑念を明らかにするためにプロへの浮気調査はとても効果的です。

でも、調査期間が分からないことには“依頼に踏み切れない”という方も多いはず…。できれば短期間で調査が終わって欲しいところですよね。

そこで、今回の記事では「浮気調査の日数」について詳しくお伝えしていきます。

調査日数がどんな内容で左右されるのか、調査費用をおさえるコツについてもご紹介。浮気調査をご検討中の方は、ぜひともご参考ください。

浮気調査に必要な日数とは？

探偵事務所に浮気調査を依頼しても、何も連絡が来ないと不安でもどかしい気持ちになりますよね。そうならないためにも知っておきたいのが浮気調査に必要な日数です。

結婚している身でありながらに浮気する場合、学生時代や独身時代の恋愛とは異なる部分が多いです。仕事や家族の時間を削りながら浮気相手と会うため、デートの頻度も少なめになるでしょう。そのタイミングを見計らって浮気調査をすると、調査に必要な日数は平均で1週間から1か月くらいです。長ければ2か月くらいのケースもあります。

また、人によっては「どこまで調査内容に含むか」も変わってくるため、短く済むケースもあれば長引くケースもあるのです。

浮気調査の日数が長引く要素

浮気調査の日数を左右する要素については、以下のようなものがあります。

事前情報がほとんどない

「パートナーが浮気をしているかも…」と疑惑を持ちつつも、浮気相手が誰かまったく検討がつかないケース、いつ浮気をしているかも把握できないケースなど事前情報がほとんどないときは調査日数が多くなる傾向です。

パートナーが浮気する頻度が少ない

調査日数は、調査対象者の“浮気日”によって調査日数は大きく変わります。

独身同士のカップルなら、“会いたい時・お互いの都合がついた時”と会う頻度が多いかもしれません。でも、どちらかに家庭があれば、怪しまれない程度にしか会うことができず、必然的に会う回数は少な目でしょう。

あるアンケートデータによると「浮気相手と会う頻度」は、多ければ1週間に1回程度ですが、1か月に1回くらいしか会わない方もいるようです。

浮気の証拠を掴むなら調査対象者の“浮気日”。つまり会う回数が少ない人ほどチャンス日も少なく、加えていつ浮気をするか分からないと調査期間が長引くでしょう。

逆に、頻繁に浮気をしているケースなら証拠を掴めるチャンスが何度もあるため、比較的日数が短いケースもあります。

警戒心の強いパートナー

調査対象者の性格によっても、調査日数は変わってきます。

何ごとにも慎重派で几帳面なタイプのパートナーの場合、浮気をする際は「絶対にバレたくない」と考えているはず。そのため、証拠を掴む難易度は高めで、調査日数は長くなる傾向です。

公的な場所に出す証拠が欲しい

パートナーの不倫を疑ったとき、「とにかく黒か白かハッキリさせたいだけ」という方もいるでしょう。浮気の事実確認だけの調査依頼なら、調査期間は短く済みます。

一方、調停や慰謝料請求などが関連している場合、公的な第三者に「不倫していること」を指し示す証拠が必要です。弁護士に相談する際も、浮気の証拠があった方がいいでしょう。

1回だけの密会ではなく、複数回の調査日に尾行や張り込みをして「不貞行為を何度も行っている」といった写真・動画が効力を持ちます。そのため、調査期間が長引いてしまうのです。

浮気調査の日数を短くすることで得られるメリットととは？

浮気調査を短期間にすれば、次のようなメリットがあります。

ストレスが軽減する

調査日数が長いと結果待ちの期間が本当にストレスですよね。

配偶者にも問い詰められませんし、結果が届かずもやもや。調査結果で頭がいっぱいになるかもしれません。調査日数の長さは、心だけでなく、体にも不調をもたらすこともあります。

次の方向性を早めに決断できる

浮気調査で証拠を早めに掴めれば、「パートナーに証拠をつきつけて話し合う」「慰謝料をもらって離婚する」など、次のステップにどんどん進めます。証拠があるからこそ、話し合いや離婚調停など“さまざまな方向性”を選択することができるのです。

調査期間が長引くほど費用が高い

「調査日数」と「費用」は比例しているので、長引くほどに“金銭的な負担が大きい”ことを意味しています。費用形態は探偵事務所ごとに異なるため一概に言えませんが、「1週間」「2週間」短くなれば数十万円おさえられるケースもあります。

浮気調査の日数をおさえるコツ

浮気調査日数をおさえるためのポイントについてご紹介します。

事前情報をたくさんまとめておく

情報が少なく手探り状態で進める浮気調査は難航しがちです。情報が多いほど浮気調査がやりやすくなります。

・これまでの浮気日時の傾向（週末が怪しい…など）
・パートナーの日々の行動パターンの記録
・浮気相手と思しき人の情報
などを事前に分かる範囲でまとめておくといいでしょう。

ただし、違法な手段で入手したものや、他人のプライバシー侵害にあたるものには注意しなければなりません。

浮気をしそうな日を絞って調査してもらう

探偵事務所に依頼する前に、パートナーの行動パターンをチェックしておき、“浮気する確率が高い日”を予想しておけば日数を短くできるかもしれません。

・週末になると必ず飲み会がある
・日曜日にゴルフだと行って出かける
・外出時に、自分が知らない友達の名前を出されるようになった
・急に趣味の習い事などが増えた
・帰宅すると異性のものらしき香りが漂う
・ワイシャツに女性のメイクの跡があった
など、「あれ？」と思ったことを書いておくのもいいでしょう。

浮気をするかどうか分からず、無計画に調査を進めるよりも、ある程度「証拠が掴めそうな日程」を絞っておいた方が調査日数は短くできます。

浮気調査の目的ははっきりさせておく

どこまでの調査結果を求めているかで調査内容が変わってきます。

たとえば、「浮気をしているかだけ知りたい」という気持ちで探偵事務所に依頼する場合もあるでしょう。浮気の事実が分かれば目的が達成されるため、調査日数は短く済むことがほとんどです。数日もかからず調査が完了できることもあります。

しかし、離婚調停や裁判などに有利にする証拠が欲しい場合は、「パートナーの不貞行為」という証拠が必要になってきます。しかも「何度も不貞行為を行っている」「浮気相手とは親密な関係性」などを示す証拠でなければならないでしょう。

パートナーが浮気相手と会っていたところを確認出来ても、その日はたまたま「食事だけで解散した…」というケースも少なくありません。浮気しそうな日を絞って尾行や張り込みを行っても、証拠が掴めずに空振り状態になることもあるのです。

浮気調査の実績が多い探偵事務所に依頼する

探偵事務所によって業務の方向性が異なることも多いです。「浮気調査が得意」としているところに依頼しましょう。

たとえば、行方不明者を探す業務が得意な探偵事務所に浮気調査を依頼しても、いつもと勝手が違うことで業務が長引く可能性が高まります。浮気調査の経験が豊富なのかは、確認しておくことをおすすめします。

浮気調査を始めるなら“怪しい”と思ったタイミングがおすすめの理由

配偶者に不倫されると、長く放置するほどにデメリットが増えます。浮気調査を始めるタイミングは人それぞれですが、できるだけ早めがおすすめです。その理由について見ていきましょう。

早いほど証拠を見つけやすくなる

「配偶者が浮気…？」と思ったら、まずは少しでも自分で証拠に繋がりそうな事項を探してみましょう。配偶者の“怪しい”行動パターンをメモしておくだけでも、浮気調査をするうえで大きなヒントになります。不倫が長引くと、浮気をしている配偶者も慣れてきて、疑惑を感じさせないように振る舞うこともあります。

尻尾を掴みづらくなる前に、少しでも「証拠に繋がる行動パターン」をチェックしておくことも大事です。

悩んで精神的に辛い日々が長引く

配偶者の不倫は誰にも言えずに悩む方も多いかもしれません。相談相手もいなく、様子見をするケースもあるでしょう。

でも、何もせずに放置すれば配偶者の浮気回数を増やし、一層深い不倫関係にしてしまうかもしれません。早期解決ができなくなる恐れも。

仮に、あなたの方で「浮気＝話し合ってやり直したい」と考えていても、配偶者側が「浮気相手に本気になったから別れて欲しい」という相反する考えになることもあるかもしれません。

浮気をしている側は浮足立って毎日を過ごすかもしれませんが、浮気を長く放置すれば、浮気された側にとっては悩みを抱える精神的に辛い毎日になってしまうのです。

裁判で不利になる可能性も…

浮気の疑念が日常化して長い期間経過すると、相手への不満が膨らみます。とにかくイライラし、無意識のうちに喧嘩や家庭内別居へとつながる可能性もあります。調停や裁判では夫婦それぞれの言い分を第三者が判断するため、「離婚の原因が浮気ではなく、別のところにある」という見解をされるかもしれません。

浮気をしている配偶者側は自分を不利にしたくないため、「夫（妻）が自分に冷酷な態度を取るようになり夫婦関係が破滅し、それで浮気をした」と言い逃れする可能性だってあります。

浮気をされた方が不利になることがないよう、浮気の兆候があったら早めの調査をおすすめします。

まとめ

探偵事務所に浮気調査を依頼すると1週間～1か月くらいという期間がかかるの平均的です。人によっては「1日で証拠を掴めた」というケースもあります。

事前情報の多さや浮気調査の目的、調査対象者の性格・行動パターンなどが浮気調査の日数に影響しています。

日数が増えるほど費用は高くなるため、「依頼しようか…」とお迷い中の方にとっては切実な問題ですよね。浮気調査の日数を短期間におさえることは、費用をおさえることにもつながります。

探偵事務所によって料金プランはさまざまですが、調査した時間で料金が算出される「時間制のプラン」、数時間あるいは数日間という調査であらかじめ費用が設定された「パック型のプラン」などがあります。

前もってパートナーの浮気の動向が分かっている場合や、「浮気しているかどうかだけを確認したい場合は時間制のプランで調査日数をおさえることもできるでしょう。

あれこれ考えていると迷うものですよね。まずは、浮気調査の日数も含め、プロの探偵事務所にご相談ください。