浮気調査で小型カメラの設置はアリ?自宅に小型カメラを設置する際の選び方のポイントを解説します
「家がいつもと何か違う感じがする…」という直感が配偶者の浮気を疑うきっかけになる方もいるのではないでしょうか。
ドラマや映画では浮気相手を家に連れ込むといったシーンが描かれることがありますが、現実でも実はよくあることです。
ただ、何か違うといった疑いだけでは配偶者を問い詰めることはできません。絶対に認めさせるには動かぬ証拠を掴むことが先決です。
最近では小型カメラを自宅に取り付けて証拠を掴む方法も注目されていますが、
・本当に自宅に連れ込むことがあるの?
・小型カメラを設置して違法にならないの?
・どんな選び方をすればいいの?
といった疑問や不安点もありますよね。
そこで今回は浮気調査で小型カメラを設置することについて詳しくお伝えしていきます。
第一リサーチ探偵社 代表:小野 高嗣
関東の20社以上の探偵社に向けて調査研修や講演会を行うなど、業界全体のスキル向上に貢献。 これまでに50社の探偵社開業を支援し、多くの新規開業者をサポートしてきた。
2024年に「第一リサーチ探偵社」を設立し、さらなる発展を目指して活動中。
目次
浮気相手とのデート場所はどこ?
浮気相手と会う場所は、お互いの家やホテル、車などさまざまです。
お互いの家
どちらか一方が独身なら自宅デートをするケースが一般的でしょう。
ただ、どちらも既婚者の場合、「さすがに自宅に連れ込むのは…」と思われがちですが、そんな人ばかりではないようです。
「夫が単身赴任中」
「日中は夫が仕事で不在」
「妻が出産で里帰り中」
「夫(妻)が夜勤」
など、配偶者がいないタイミングを見計らって自宅に連れ込むというケースも珍しくないのです。
ホテル
ラブホテルに入る瞬間に人に見られるのを警戒して、最近はビジネスホテルなど一般的な宿泊施設を利用する不倫カップルもいます。
車
街を歩くと知り合いに見つけられる可能性もあり、車でドライブを楽しむ不倫カップルもいるようです。
自家用車に浮気相手を乗せる人もいますが、バレるのを恐れてレンタカーを使う人もいます。
カラオケやレストランなど個室のある店舗
周囲の目を気にして、個室のある店舗を選んでデートをする不倫カップルもいます。
自宅のちょっとした変化を見逃さない…違和感から小型カメラを設置したいときもある
「自分がいないときに自宅に浮気相手を連れてきている?」、そんな疑惑を抱くときはどんなときでしょうか。
よくあるのが、夫の浮気相手の女性がアクセサリーを落としていくパターンです。浮気相手のなかには、わざと落としていくケースもあるかもしれません。
長い髪の毛がソファーやベッドの上に落ちていたことで、妻が夫の浮気を疑うこともあるでしょう。
また、トイレの使い方に違和感をいだくケースも。浮気相手が自分の留守中にトイレを使うケースもあるかもしれません。
「いつもは閉まっている便座の蓋が開いていた」などは留守中に誰かが来たことを疑ってしまいますよね。
浮気をされているだけでも悲しいのに、それが自宅で…。
考えるだけでも腹立たしいですが、憶測だけで配偶者を問い詰めると関係性が悪化します。そこで、浮気調査のために小型カメラを設置したいと考える方もいるでしょう。
浮気調査で小型カメラを設置するのは大丈夫?違法にならないの?
浮気調査を自分でするなら、法に触れないようにやることが大事です。違法な行動で得た証拠は証拠として認められないケースもあります。
それに、違法行為で浮気調査をすると、配偶者との関係を悪化させることにつながりかねません。
ただ、小型カメラを自宅に設置することは、違法ではないとされています。
そもそも、市販されている小型カメラは、
・就寝中の子供の様子を見守りたい
・ペットの留守番中の行動をチェックしたい
・留守中の防犯のために設置したい
・認知症の親の行動を監視したい
など、見守りや監視目的で導入されるケースが多いです。
職場や他人の家などに勝手に設置するのは問題となるケースもあるかもしれませんが、“自宅”という自分の所有する建物内部に置くことは法的な問題はないでしょう。
小型カメラを設置して浮気調査に役立てるメリットとは?
次に小型カメラを自宅に設置するメリットについてです。
慰謝料を請求するなら“不貞行為”の証拠は必須
配偶者に浮気された場合、精神的に辛いですよね。その代償として「慰謝料が欲しい」と考える方は多いのではないでしょうか。
ただ、「浮気をされているかも」「異性とよく電話をしている」「一緒に歩いていた」といった程度では、本当に浮気かどうかが第三者目線で立証できません。それに、「ただの友達・会社の同僚」と言われれば、それまでです。
そのため、本当に慰謝料を請求したいときは、不貞行為がある事実を証拠として掴むことが重要になってきます。
浮気相手との不貞行為が撮影できる確率が高い
浮気調査で不貞行為の証拠を掴むのは、実は容易ではないことも多いです。
ホテルへの出入り、浮気相手の家への出入りなどで「不貞行為をしている確率が高い」という写真は撮影できるかもしれませんが、写真の場合、言い逃れされる可能性がないとも言えません。
しかし、自宅という場所に異性を連れてきて不貞行為の“動画”として撮影できれば、もう言い逃れをすることは難しい“決定的な不貞行為の証拠”にできます。友達や会社の同僚だという言い訳はできませんよね。
小型カメラのなかには、長時間録画機能がついているタイプもあります。映像なので問答無用で証拠にできるのです。
小型カメラを選ぶときのポイント
裁判などで有効となる証拠を映像として掴みたい場合、小型カメラの選び方は重要です。選ぶときのポイントをいくつかご紹介します。
ポイント①:録画機能は必須
まず、絶対的に必要なのは録画機能です。
小型カメラの性能は商品ごとに大きく異なりますが、不貞行為を映像として欲しい場合、録画機能は欠かせません。
ポイント②:目立たず、カメラとバレないような形状
子供やペットの見守り的に使う小型カメラの場合は、カメラであることが分かっても問題はないですよね。
ただ、こういったカメラを目立つ感じで置いても、配偶者も浮気相手も「カメラがある」と映らないようにしてしまいます。
浮気調査のために設置するなら「配偶者にバレない形状」の目立たないカメラを選びましょう。クリップ式の小型カメラなら、どこかに挟んで目立たないようにできます。置時計や掛け時計のような小型カメラもあり、カモフラージュできるでしょう。
また、火災報知器型の小型カメラもあります。天井の上に設置するととても自然な感じで設置でき、空間に自然になじむでしょう。まさか小型カメラで監視されているとは気づかないかもしれませんね。
ポイント③:動体検知機能のついたもの
誰もいないのに延々と撮影しているとバッテリーの残量も減るのが早く、いざという時にバッテリー切れとなっては大変です。それに、延々と記録された画像のチェックをするのも労力がいります。
そこで、選びたいのは動体検知の機能を持つ小型カメラです。動くものに反応して録画を開始する仕組みで、配偶者が浮気相手を連れて部屋に入るタイミングでしっかりと映像が記録できます。
ポイント④:長持ちバッテリー
バッテリーの容量が大きいものを選びましょう。
撮影中、肝心なところでバッテリー切れとなっては証拠の映像が撮影できないリスクもあるからです。“最大録画時間”に着目し、できるだけ長い時間の記録が可能なものなら、決定的な証拠を逃さないことにつながります。
また、USBで充電できるタイプ・乾電池を使うタイプなどがあります。USBはすぐに充電できるメリットがありますが、乾電池タイプの場合は買い置きの電池をきらさないようにストックしておくことが大事です。
ポイント⑤:鮮明な画質のもの
高画質の小型カメラを選ぶことをおすすめします。
せっかく撮った映像なのに人の顔がはっきり映っていなかったりすると、“証拠”としての効力もそれなりに変わってきます。
ポイント⑥:暗くても撮影ができるもの
暗闇でも撮影できるタイプを選びましょう。夜間に浮気相手を家に連れてきたときも、映像として残せるようなものなら安心です。
小型カメラを設置する際のリスクとは?
小型カメラを設置するうえでリスクもおさえておきましょう。
バレて夫婦婦関係が悪くなることもある
映像が撮影される前(設置して間もなく)に小型カメラの存在に気づかれると、夫婦関係が悪化するリスクが高いです。
もちろん浮気相手を自宅に連れてきたという証拠はまだ撮影されていませんから、「浮気をしている方が悪い!」というこちらの主張を配偶者があっさりと認めることもないでしょう。
そのため、「疑われているなんて心外だ!」と逆に立場が悪くなる可能性もないとは言い切れません。
ただ、第三者にバレにくい形状の小型カメラを選んでおけば、「防犯のために置いていた」という言い訳をすることも可能です。小型カメラを設置したことを配偶者にバレた際の言い訳も考えておくといいかもしれません、
警戒されて証拠が掴みづらくなる
小型カメラが設置されたと気づいたのにも関わらず、あえて“気づかないふり”をきめこむ配偶者もいるでしょう。それまで浮気相手を家に連れてきていたケースでも、小型カメラの存在に気づいた途端、連れてこなくなるかもしれません。
すると、自宅での証拠キャッチは難しくなるでしょう。そればかりか、外で浮気相手と会うときも慎重になり、この先、浮気の証拠が掴みづらくなる可能性もあります。
映像を見たときの精神的なショックが大きい
浮気相手を自宅に連れてきた映像だけで見るのはショックですよね。
さらに、目を覆いたくなるような不貞行為の様子を目の当たりにしてしまうかもしれません。
「浮気をしているかも…」と疑いからはじめた小型カメラの設置なのに、実際に性行為におよんでいる映像を見てしまうと精神的なショックが大きくなってしまうでしょう。
不貞行為の映像は証拠としては絶対的に有利となりますが、映像がトラウマになる可能性もあるかもしれません。
まとめ
浮気相手を自宅に連れ込む人もいるので、その可能性がある場合は、小型カメラの設置は効果的です。最近は、防犯目的やトラブル対策で小型カメラがインターネット等でも市販され手軽に入手ができる時代です。
ただ、確実性の高い証拠にするには、選び方も設置の仕方も相当慎重にしなければなりません。
配偶者にバレて逆ギレされたり、今後証拠が掴みづらく可能性も少なからずあるでしょう。それに、証拠映像を自分で目の当たりにすると相当ショックで冷静でいられなくなるかもしれません。
いろいろと考えると不安ですよね。
そこで、「パートナーが本当に浮気をしているか半信半疑」「悩み過ぎてどうしたらいいか困っている」などの際は、有力な証拠を掴むためにも探偵事務所への依頼がおすすめで“安心”です。
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