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浮気調査の証拠は相手のスマホの中身にある!チェックすべき理由と事前に注意しておく重要ポイントとは?

今や日々の生活に欠かせないスマホ。仕事やプライベートでも、いつも手放さない人は多いですよね。そこに「日々の行動履歴」が凝縮されているからこそ、浮気をしている人は何かしらの痕跡を残しています。

パートナーの浮気を疑ったとき、肌身離さず持っているようなスマホなら、パートナーの怪しい行動履歴が分かるかもしれません。

ただ、他人のスマホを見るのは後ろめたさもあり、それでいて「本当に証拠があったら…」と怖さもありますよね。しかも方法を間違えると、法律に触れるリスクもあるのです。

今回は、スマホから分かる浮気の証拠や、自分で行う浮気調査のリスク面などを詳しく紹介していきます。

この記事の監修者
第一リサーチ探偵社 代表:小野 高嗣
2019年に大手探偵グループのフランチャイズとして開業し、浮気調査をメインに年間平均200件以上の依頼を解決する実績を誇る調査のエキスパート。
関東の20社以上の探偵社に向けて調査研修や講演会を行うなど、業界全体のスキル向上に貢献。 これまでに50社の探偵社開業を支援し、多くの新規開業者をサポートしてきた。
2024年に「第一リサーチ探偵社」を設立し、さらなる発展を目指して活動中。

目次

スマホの中身のチェックで浮気が分かる理由とは?

パートナーの浮気がスマホを調査すれば分かるかもしれない理由をご説明していきます。

スマホには日常生活のほとんどが集約されています。メッセージアプリのやり取り、SNSの投稿や「いいね」履歴、GPSによる位置情報など、浮気の証拠を得るための手がかりが豊富です。

浮気相手との行動範囲や頻繁に接触している人物も「利用」や「使える」アプリを通じて把握できるため、
スマホの情報は浮気調査で高い有用性を持っています。

理由①:浮気相手と連絡を取り合う手段だから

浮気相手との連絡手段にスマホを使う人がほとんどでしょう。ポケットやバッグから取り出して電話やSNSの送受信など、高い頻度で気軽に連絡を取り合っているはずです。

日中外出中には不倫相手と電話をしているかもしれませんし、夜帰宅したら「入浴中」「トイレにこもっているとき」などメッセージだけでやり取りをしているかもしれません。

理由②:本人だけが触れるアイテムだから

浮気をする・しないにかかわらず、基本的にスマホは個人情報がつまっている「自分のもの」。家族だからと言って、自由に触られるのは抵抗があるという人も多いのではないでしょうか。

本人だけが触れられるアイテムで、電話をかけてくる相手も「本人しか出ない」という安心感があり、浮気相手からの連絡が気軽に届きやすいです。

理由③:写真や動画も気軽に撮れるから

最近のスマホは、さまざまな機能を兼ね備えています。そのひとつが「カメラ機能」です。

ひと昔前なら写真を撮るときはカメラしかなく、不倫相手と旅行に行ってわざわざカメラで写真を撮影し、現像のために近所のカメラ店でプリントアウトするなどはしなかったはずです。現像して写真にしてしまうと、自分以外の誰かの目に触れる確率が高まるからです。

しかし、今なら、スマホのカメラ機能で気軽に撮影し、その写真はスマホのなかで保存が可能。「ロックをかければ配偶者にも見つからない」という安心感から、浮気相手とのデートや旅行の痕跡を残してしまうケースも多いようです。

浮気の証拠を掴みたいときにスマホの何をチェックする?

スマホには、浮気調査の第一歩として相手の怪しい行動のさまざまな痕跡が残されているはずです。

通話履歴に残っていることも…

浮気相手との発着信履歴が電話に残っていれば、それが浮気の可能性を高めることにつながります。

ただ、浮気相手の名前は偽名となっているケースも多いです。なぜなら、電話が鳴ったときの画面に異性の名前が頻繁に出ると、配偶者に怪しまれるからです。

仕事関係者らしい名前で登録されているケースもあるため、「仕事時間外や夜間に頻繁に登場する名前」などは浮気相手の可能性も高まるでしょう。

しかし、人によっては「万が一配偶者に見られてしまうリスク」を考えて、発着信履歴をその都度削除している人もいます。

入力予測変換に異性の名前や、浮気を思わせる文言を発見することも

LINEやSNSの送受信で浮気相手と繋がっている場合は、入力予測変換に“浮気”を彷彿させる文言が発見できるかもしれません。

たとえば、一文字だけ入力した状態で「○○ちゃん」「○○くん」など人の名前が出てくるようなら浮気相手の可能性も。

仕事関係の人間に対して「ちゃん・くん」といった親しげな呼び方はあまりしないですよね。

たとえ、親しい呼び方をしても、その呼び方が入力予測変換の上の方にあるのは問題です。

また、“す”と入力したら「好き」、“あ”と入力したら「愛してる」といった文言が予測変換で出てくるのも怪しいと言わざるを得ません。

パートナーが自分に対して使わないような文言であれば、浮気相手に使っている可能性が高まります。

見慣れない風景や、食事の写真データなど…

気軽に撮影できるからこそ、浮気相手とのデートで風景や食事を写しているケースもあります。

いかにも旅先のような写真、誰かと食べているような食事の写真などのデータが残っていれば浮気の可能性も高まるでしょう。

インターネットの閲覧履歴から連想できることも

浮気をしている人にとって好都合となる「位置情報偽装アプリ」もあります。

スマホの位置情報を自由に意図的に操作ができるアプリです。

普通の生活をしていれば位置情報は偽装する必要はないですから、このアプリが入っていれば限りなく“浮気をしている可能性”が高いということになるでしょう。

スマホで掴んだ配偶者の変な行動履歴…これって“証拠”にできる?

特定の異性と連絡を取り合っている、マッチングアプリを使っているなど、パートナーの浮気につながる行動履歴を掴んでも「浮気の証拠」とは言えないこともあります。

怪しい行動履歴を知っただけでは言い逃れされる

スマホで配偶者の行動履歴をチェックし、明らかに怪しい動きをしていれば直観的に「浮気」と感じますよね。でも、それはあくまでも“疑惑”であって、確証とは言えません。

夫や妻にとっては「絶対に浮気」と思える行動も、客観的にはそれが判断できないからです。

見慣れない風景の写真があっても、「出張先で撮っただけだ」と言われるかもしれません。

頻繁に異性の名前の発着信履歴があっても、「仕事でトラブルがあって相談にのっていただけだ」と言い逃れされることもあります。

慰謝料のための裁判では写真などの確実な証拠が必要

離婚裁判をして自分を有利にして慰謝料をもらいたい場合、携帯電話の行動履歴の怪しさだけでは確固たる証拠にはできません。

第三者にも「これは不貞の証拠だ」と分かるようにするには、やはり探偵事務所などプロに依頼した写真や証拠しかないでしょう。

スマホのチェックをしても意味がないの?

スマホから得た通話履歴などの情報だけでは、残念ながら裁判での証拠にはなりません。

ただ、「浮気をしているかどうかはっきりしない」ときの手がかりにはなります。スマホで浮気を調べると怪しい行動が分かることも。その際は、プロの探偵事務所への相談など本格的な浮気調査へと進むことができるでしょう。

スマホをチェックするのが難しい理由とは

浮気調査にはパートナーのスマホをチェックすることは効果があります。でも、実際には人のスマホをチェックするのは簡単ではありませんよね。

その理由について見てみましょう。

理由①:他人にスマホを見られるのは嫌がる人が多いから

スマホは個人的なものですから、他人に「ちょっとスマホを貸して」と言われると抵抗を感じる人は多いのではないでしょうか。いくら潔白でも、パートナーから「見せて」と言われた時点で嫌な表情をするかもしれません。

理由②:ロックがかかっているから

浮気を調べるためにパートナーのスマホをこっそりチェックする場合の問題点は「ロックを解除できない」ことでしょう。相手がロック解除しているところをチラ見しただけでは、パスワードを知ることは難しいですよね。だからといって、「パスワードは?」とダイレクトに聞いても、なかなか教えてくれないでしょう。

勝手なスマホチェックはリスクがある。注意ポイントとは?

スマホは浮気の証拠が盛りだくさんな可能性が高いです。だからといって勝手に他人の携帯電話をチェックするのは注意しなければならない点が多いです。

浮気調査の過程で、スマホの中身を無断で確認する行為は注意が必要です。
これは法律に抵触する可能性があるだけでなく、関係性に大きな亀裂を生じさせるリスクも含んでいます。
スマホを無断で確認することで、「信頼」関係が崩れ、調査後の修復が困難になる場合もあります。

注意ポイント①:家族といえども「プライバシー」はある

パートナーの許可を得ない状態でのスマホのチェックは、プライバシーを侵害していることになるでしょう。

でも、スマホを調査した結果、怪しい証拠は見つからず、しかもそれがバレたとき…。相手にとってはプライバシーの領域に勝手に入られているわけですから、関係が最悪の状態になるでしょう。

注意ポイント②:法に触れる可能性も…

配偶者が使っているサイトに、勝手にパスワードを入力してログインするのは「不正アクセス」の行為にあたるので要注意です。

注意ポイント③:人のスマホに位置情報アプリを勝手にインストールするのはNG

配偶者が浮気をしていると知ると、怒りや悲しみで「何が何でも証拠を突き止める」という気持ちになるかもしれません。そこで、配偶者のスマホに「位置情報アプリ」などをインストールしようと試みる方もいるでしょう。

でも、これはストーカー規制法違反や、不正指令電磁的記録供用罪といった完全なる犯罪にあたる行為です。逆に、自分が不利な立場になってしまうため注意しましょう。
また、パートナーに不自然な挙動が見られる場合、法的な手続きを経たうえで調査を進める方法も検討してください。
信頼できる探偵会社を選ぶことも重要なポイントです。証拠を手に入れる際にはプロのサポートを受けることで、
リスクを最小限に抑え、証拠としての信憑性も高めることができます。

自分で行う浮気調査はリスクあり

スマホには浮気の証拠につながる内容が入っている可能性が高いです。しかし、使い方によっては違法行為のケースもあります。

特に、パートナーのスマホに勝手にアプリをインストール。そのアプリによって聞いた個人的な会話は盗聴にあたる可能性、位置確認のアプリを使うのはプライバシー侵害にあたるかもしれません。

また、スマホから得た浮気の証拠につながる行動履歴は、裁判等の法的な証拠とはならないでしょう。

パートナーが家のリビングに無防備にスマホを置いている、パートナーが入浴中でスマホを確認できそう…。ついついスマホをチェックしたくなりますよね。そんなときでも、まずは冷静になってみてください。

スマホをチェックしている最中にパートナーがやってくると、一気に関係性が悪化します。

なかには「スマホチェックされるかもしれない」ことを想定して、それを知らせるアプリが入っていることもあります。そのアプリが機能して、勝手にチェックしたことがバレるかもしれません。

いずれにしても、事前知識がない状態でむやみにパートナーのスマホを調査しても、リスクばかり大きいので注意が必要です。

浮気の証拠を掴みたいときは、専門知識と調査の経験が豊富なプロの探偵事務所への相談し、サポートしてもらうことがおすすめです。

まとめ

外出の際にスマホを忘れると、焦る方も多いですよね。それほどスマホは現代人にとって欠かせないアイテムとなってきました。だからこそ、浮気の証拠もスマホに入っていることが多いです。

電話にメール、インターネット検索、アプリの使用…と、スマホを見ればその人の行動履歴やパターンが分かります。夫や妻、パートナーの浮気を疑ったときは、スマホでの浮気調査が手っ取り早いのかもしれません。

ただ、一方で“スマホはプライベートな物”である点には注意が必要です。

パートナーの同意を得てから見るケース、テーブルに放置されていた画面にたまたま着信やメールがあって“見えてしまった”という偶然のケースなら問題ないかもしれません。

しかし、ちょっとした隙に盗み見るような行動をしたり、勝手にアプリをインストールしたりすると“違法行為”になる可能性もあります。

リスクを理解し、証拠を押さえるための正しい手順を踏むことが、信頼関係の保持とトラブル回避に繋がります。

浮気の証拠を掴むべく「自分で浮気調査を…」と先走った行動が、余計にパートナーとの関係性を悪くしてしまうこともあるのです。

パートナーの浮気の事実だけ掴みたい人はもちろん、今後離婚の可能性がある人も、まずは信頼できる専門家の助言を求め、まずはプロの探偵事務所に相談してみることをおすすめします。

   

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