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浮気調査にGPSが有効な理由とは?
GPSの種類や取り付け方、注意点を詳しく解説!

何となくの勘で「パートナーが浮気しているかも…」と思うことはありますよね。ただ、何の確証がないうちに問い詰めても相手は認めてくれないばかりか、関係性にヒビが入ることがあるでしょう。

探偵に依頼する前に、まずは相手の行動パターンをチェックしたいという方もいるのではないでしょうか。そこで頭に浮かぶのが「GPS」かもしれません。

でも、GPSにはさまざまな種類があり、取り付け方も異なります。それに、使い方が分からないのは心配ですよね。

今回は、浮気調査に使えるGPSの種類やメリット、使う際の注意ポイントをご紹介していきます。

この記事の監修者
第一リサーチ探偵社 代表:小野 高嗣
2019年に大手探偵グループのフランチャイズとして開業し、浮気調査をメインに年間平均200件以上の依頼を解決する実績を誇る調査のエキスパート。
関東の20社以上の探偵社に向けて調査研修や講演会を行うなど、業界全体のスキル向上に貢献。 これまでに50社の探偵社開業を支援し、多くの新規開業者をサポートしてきた。
2024年に「第一リサーチ探偵社」を設立し、さらなる発展を目指して活動中。

GPSで浮気調査ができる?

GPSと言えば、位置を把握できる小型の機器。子供や高齢者に持たせて見守り関連のアイテムとしても使われます。もちろん、浮気調査でも活躍する機器です。

いったいどんな種類があるのでしょうか。

GPSにはどんな種類があるの?

①発信機タイプ~相手の持ち物や車に取り付ける~

GPSのなかでもよく知られているのが「発信機」です。小型の発信機を「バッグなど相手の持ち物にこっそり入れる」、あるいは「車に取り付ける」ことで相手の位置を追跡。行動パターンを知ることができます。

ただ、発信機とは言ってもタイプが2つあります。

【リアルタイム型】
パートナーの“今の位置を追跡”できるのがリアルタイム型のGPSです。

GPSによって相手が怪しい行動をしていれば、自分も場所に出向くことができ、決定的な証拠をおさえることに繋がります。少しでも早く浮気の証拠を掴みたい、とにかく今いる場所を知りたい理由があるときにおすすめです。

ただ、電波によって位置を把握するため、エリアによってはリアルな情報が分かりません。特に、山・海といった電波が悪い場所では機能せず詳細を知るのは難しいでしょう。

【ロガー型】
ロガー型は、相手の移動履歴を記録するタイプのGPS。

「今どこにいるか」というリアルな情報は掴めませんが、後からデータをゆっくりチェックしながら相手の行動パターンを知ることができます。

「週末によくホテル街に出向いている」「会社帰りによく行く場所がある」など浮気の証拠に繋がることもあります。

ただ、記録するタイプのロガー型は、リアルタイム型と違って相手の行動を時差で知ることになります。

リアルタイムなら「怪しい位置」と知れば、すぐに自分も現場に向かって写真を撮る・相手を問い詰めるができるかもしれませんが、ロガー型はできません。

②アプリタイプ

今の時代、外出時に欠かせないのが「スマホ」。肌身離さず持っているスマホですから、GPS機能のアプリがあれば相手の位置確認ができます。

無料版のGPSなら、費用がかからないメリットがあります。

ただし問題点は、「バレないように相手のスマホにGPSのアプリをインストールするのは至難の業」という点です。

もし、インストールできても、ホーム画面に身に覚えのないGPSアプリが表示されると、パートナーにとっては「これは何だ!?」という怒りを生む状況になるでしょう。

しかも、相手に断りもせずにスマホを勝手に触ってアプリをインストールする行動自体が違法となる可能性が大きいので注意しなければなりません。

浮気調査で「GPS」が注目されるポイント

「浮気をしているかも…?」という確証がない段階では、まずは相手の怪しい行動を把握したいですよね。GPSなら探偵に頼まなくても浮気に通じる事実も知ることができるとあって、注目度も高いです。GPSのメリットとも言えるポイントを見ていきましょう。

“尾行なし”で相手の居場所探しができる

浮気調査のスタンダードな方法として「尾行」があります。

でも、
・ターゲットを見失わずに尾行する
・相手に気づかれないように尾行する
・浮気の証拠を掴むまで尾行を続ける
など、時間的にも技術的にも素人では本当に難しいものです。

GPSなら「相手に気づかれず仕掛ける」ことさえできれば、あとは相手の行動を自宅にてチェックができます。

浮気調査を自分でする際のリーズナブルな方法

GPSにはいくつもの種類がありますが、数千円程度で入手できる商品もあってとてもリーズナブルです。現時点で「浮気をしているか・していないか」という確証がないときは、探偵に依頼するのは費用面が高いため、気が引けるという方も多いかもしれません。

そこで、数千円程度のGPSを使って相手の行動パターンを確認してみるのもひとつの方法といえるでしょう。

特定した場所次第では証拠の手がかりのひとつになる

GPSによって得た情報だけでは、残念ながら「浮気をしている?」と相手を突き詰めることは難しいです。

ただ、GPSによってパートナーの居場所・行動パターンが分かれば、それが証拠へとつながる手がかりにできます。

「仕事終わりに、仕事とは無関係な場所に行っている」「確実にホテル街へと向かっている」などは、浮気の可能性が高くなるでしょう。

それまでは「浮気をしているかも…」程度だった疑惑も、GPSによって相手の行動を把握できれば、「限りなく浮気の可能性が高い」として探偵に依頼して本格的な調査に挑めるきっかけにもなるでしょう。

GPSは場所が特定できるだけでなく、「その場所での滞在時間」も確認できます。

たとえば「ホテル街に数時間いた」「住宅街に数時間いた」などは、明らかに怪しい行動。そこから、具体的に証拠写真を撮影するなども可能。GPSは、浮気調査の次のステップに繋げられるでしょう。

GPSにはデメリットもある

GPSで浮気調査を行う大きなデメリットが「相手にバレるリスク」です。相手に見つからないように仕掛けるのは結構難しいでしょう。

焦って見つかりやすい位置にGPSをセットすると、相手がGPSを処分するかもしれません。仕掛けたことを問い詰められて相手の怒りをかい、逆に立場が悪くなることもあるでしょう。

夫婦の関係性が余計にギクシャクする可能性もありま。

また、「GPSの結果=浮気の証拠」ではないのもデメリットです。相手がいつもと違う場所へ出没する行動パターンを見せても、それだけでは言い逃れられることも多いです。

実際、離婚訴訟、慰謝料請求などで不倫を問い詰める際は、写真などの確実性のある証拠も必要です。GPSで行動パターンを知ることができたら、実際に尾行をして浮気相手と過ごしている写真を撮影。それが証拠になります。

GPSを上手に取り付けるポイント
浮気調査において、GPSの使用は効果的です。ただ、せっかく取り付けても「バレた・電波が届かなかった」など失敗に終わるケースもあります。そこで、GPSを上手に取り付けるポイントを
紹介します。

ポイント1:相手にバレない場所に取り付ける

GPSを取り付ける場合、相手の目に触れにくい場所に取り付けることがポイントです。たとえば、バッグの内ポケットなどは物を取り出すときに発見されるかもしれません。

バッグに仕込む際は、「バッグの底」の下など目に触れづらいところに取り付けると気づかれにくいでしょう。

ポイント2:GPSは電波がカギ!

車両に取り付ける際は、「車外」の方が電波を拾いやすく、取り付けたGPSを効果的に利用できるでしょう。ただ、マフラーやエンジン付近などは「高い温度」がGPSを狂わす要因にもなりかねません。

見つかりづらさ・脱着しやすさ、そして紛失しにくさとともに、電波の良い箇所がおすすめです。

ポイント3:回収するときにバレないように

GPSは、「取り付けるとき」と「回収するとき」の2回、相手にバレないようにしなければなりません。回収する際に見つかると、これまでの苦労が水の泡に。最後まで気を抜かないように注意しましょう。

GPSの注意点とは?

ここまで浮気調査にGPSをメリットや取付ポイントをお伝えしましたが、そもそも「GPS」を使う前に把握しておきたい注意点があります。

注意点1:“違法”となるケースがある

GPSで注意したいのは「違法」となる可能性です。

たとえば、「夫が妻の浮気調査をする」、あるいは「妻が夫の浮気調査をする」という“夫婦間の調査”の場合で考えてみましょう。

GPSを取り付けるのは「自宅の敷地内にある・家族共用の車」なら、違法性を問われる可能性は低いかもしれません。

しかし、「夫が普段乗っている社用の車両に会社の敷地に入って取り付けた」「夫名義で、夫だけが使っている車にGPSを取り付けた」などは法律的にはアウトな可能性もあります。

また、プライバシーの観点から「相手のスマホを勝手に触る」「勝手にGPSアプリをインストールする」のは違法となる可能性が高いため、安易に行うのはおすすめできません。

注意点2:バッテリー不足には注意する

せっかく苦労してGPSを取り付けても、途中でバッテリーが切れると意味がありませんよね。

しかも、管理が悪くバッテリー切れで役に立たなかったGPSが相手に見つかって、逆ギレされるのは避けたいところ。

GPSを自分で取り付けるときは、「どのくらいバッテリーが続くか」といった側面もチェックして購入することが大事です。

使用時間に応じてバッテリー対策を考えておきましょう。

まとめ~バレずに確実に証拠を掴むにはプロの探偵に任せよう

GPSは市販もされているため、お気軽に使える印象があります。

ただ、ここまでお伝えしたように、「相手にバレるかもしれない」「法に触れないような取り付け方が大事」など、素人がGPSを使うのはリスクが大きいでしょう。何より、相手の目の届かないところでGPSを急いで取り付けるのは至難の業とも言えます。

それに、GPSの記録だけでは証拠として不十分。GPSで相手の怪しい位置情報を把握したら、すぐにでも写真を撮って「証拠」に繋げるのが理想ですが、なかなかすぐには行動ができないものです。

「バレたくない」「確実に証拠に繋げたい」というときは、やはりプロの探偵に任せることがおすすめです。探偵事務所なら、市販のGPSと比べると金額的にも高く、精度もいいからです。

相手の行動パターンを知り、実際に尾行をして証拠としての写真撮影も可能。GPSの設置にも慣れ、バッテリーの不足にならないようにも配慮ができます。

「どうしても浮気の証拠を掴みたい」という強い思いがあるときは、まずは探偵事務所に相談してみることをおすすめします。

   

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